浴室のめっちゃ頑固な水垢「シリカスケール」などを徹底除去します!

2021年3月31日

浴室の水垢が気になる・・・

本日はそんな声にお応えします。

浴室にこびり付くあの白い水垢・・・

気になりますよね^^;

けれど一度固まってしまうと、なかなか簡単に取れないのが水垢です。

まず大前提として知っておいて頂きたいのが、、、

水垢は大まかに二種類ございます。

  • 炭酸カルシウム
  • ケイ酸カルシウム(シリカスケール)

順を追って説明していきます。

まずひとつ目は炭酸カルシウムで形成された水垢。

これは比較的簡単に取れます。

クエン酸などを染み込ませ、カードで削り取ることができるのもこの水垢です。

もうひとつがケイ酸カルシウム、別名シリカスケール

厄介なのが、このシリカスケール。

「ケイ素」が主成分なのですが、これは鏡やガラスなどを構成する成分でもあります。

つまりめちゃくちゃ硬いということです。

一度ついてしまうと、酸性洗剤では反応しないので、除去するのは容易ではありません。

そんなシリカスケールに、唯一反応するのが「フッ化水素酸」、略して「フッ酸」とも呼ばれます。

ちなみにこの洗剤は劇薬です・・・!

業者じゃないと手に入れることはできませんし、取り扱いも注意が必要なので、シリカスケールを除去する場合は必ず専門知識を持った業者に任せましょう。

では、早速始めていきます。

今回、クリーニングさせて頂いた浴室がこちら。

「炭酸カルシウム」と「シリカスケール」がハイブリッドのように混ざり合っています。

少しわかりづらいかもしれませんが、濃い白色が炭酸カルシウム、薄い白色がシリカスケールぐらいに思っておいて頂ければ大丈夫です。

ちなみに「フッ化水素酸」を使うときは、極力、鏡を外して作業を行います。

ケイ素に反応するフッ化水素酸はシリカスケールだけじゃなく、鏡も溶かします。

付着したら大変なことになりますね^^;

準備が完了したら、それぞれにアタックしていきます。

一回目 塩酸 フッ化水素酸

二回目 フッ化水素酸のみ

三回目 塩酸 フッ化水素酸

かなり綺麗になりましたね^^

ここからさらに整えれば、、、

最終的にはこのようになります!

いかがでしょうか。

壁面が完全に乾いた状態でも水垢はもう浮かび上がってきません。

これで完成です。

それにしても、こびり付いてしまうとやはり水垢は厄介です。

積極的に擦り過ぎれば素材に傷がいってしまいますし、洗剤の力でしっかり溶かしてあげながら、除去してあげるのが大切なんですね^^

いずれにせよ、綺麗になって良かったです。

お客様にも喜んで頂けましたし、

徹底的にやった甲斐がありました^^

ここまでご覧になって、自分家はどうだろう・・・と気になってしまった方はぜひご連絡下さい。

徹底的に磨き上げます♪

それではまた。

ハウスクリーニングのお問い合わせはこちら
ページトップ