次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水ってどっちがいいの?
最近は新型コロナウイルスの影響かこのような質問をよく受けます。
それだけ皆さんの危機意識が高まっているということなのでしょう。
つまり今このタイミング、両要素の違いはそれだけ需要があるとの判断から記事にすることを決めました。
どうせなら皆さんの役に立つ記事を書いた方がいいですからね^^
1.次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は全く別物
タイトルにも答えが載っていますが、実はこの二つ全くの別物です。
効果だけを見ればどちらも「除菌」「消臭」に役立ちますし、名前も似ているので親戚のようなものなのかなと考えていらっしゃる方も多いかとは思いますが、作成方法も違いますし、そもそもが取り扱い方法が全く異なります。
例えば「次亜塩素酸水」は間違って飲んでしまっても問題ありません。(わざわざ飲む必要はございませんが)
一方、「次亜塩素酸ナトリウム」は素手で触れても、飲んでもいけませんし、取り扱いに注意しないと大きな事故に繋がる可能性があります。
よくカビキラーやトイレ用の洗剤などに記載がある「混ぜるな危険」はこの「次亜塩素酸ナトリウム」が該当します。
厳密に言えば、次亜塩素酸ナトリウムと酸性の洗剤を混ぜると「塩素ガス」が発生し、最悪の場合死に至ります。
死に至らなかったとしても、頭痛・吐き気・目まいなどに苛まれ、身体に多大な影響を及ぼしますので、細心の注意が必要です。
ここでわかりやすいようそれぞれの特性を表にまとめ比較してみましょう。
2.次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の特性
項目名 | 次亜塩素酸水 | 次亜塩素酸ナトリウム |
---|---|---|
使用 | そのまま | 希釈して |
有効塩素濃度 | 20~60ppm | 100~10,000ppm |
化学的性状 | 弱酸性 | 強アルカリ性 |
主成分 | 次亜塩素酸 | 次亜塩素酸イオン |
化学式 | HClO | ClO- |
手荒れ | 少ない | 多い |
環境負荷 | 少ない | 多い |
トリハロメタン | 生成なし | 生成あり |
3.次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の使い方
ではそれぞれどういったシーンで活躍するかを見ていきましょう。
次亜塩素酸ナトリウム
次亜塩素酸ナトリウムが主な成分の商品は上記のようなものがあります。
そのラインナップからも読み取れるかとは思いますが、やはり一番メジャーな使い方は除菌・漂白といったところでしょうか。
次亜塩素酸水に比べ安価なものも多く、浴室のカビやパッキンのカビ、キッチン用品の浸け置きにも使えますし、大量に除菌・漂白をしたい時は次亜塩素酸ナトリウムがオススメです。
次亜塩素酸水
続いて次亜塩素酸水についてですが、こちらは直接肌に触れても問題ありませんので手の消毒にも使えますし、お子様が触れるもの、あるいはペットが触れるものなど、よりデリケートなものを除菌したいときに使えます。
次亜塩素酸ナトリウムに比べると高価なものが多いですが、やはり安全性を第一に考えたときは次亜塩酸水一択ということになります。
結論
まだまだ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス。
休校やイベント自粛、テレワークなどいろいろ試行錯誤をしていますが、簡単に乗り越えられるものではありません。
商品不足といった状況も重く足枷となっています。
ただ知識に関しては売り切れることはありませんし、こんな時だからこそ自分の身は自分で守る心構えが必要です。
もし自分の力だけでは不安という方がいらっしゃいましたら、我々が除菌効果のある洗剤で部屋中を拭いて回ります。
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本日も最後までお読み頂きありがとうございました^^